結婚相談所Arrows Bridal OsakaSalon の谷口です。
【終活婚】のサポートをはじめました。
50代以降のお一人様率が非常に増えているということは以前から承知しておりましたが、知人より「終活」という言葉を聞き、なんだろうと興味を持ったことからスタートしました。そして、「終活」を学んでみようと思い立ち、「終活ガイド1級資格」を取りました。そしてしばらくの間、終活のご相談を伺う活動も行っておりました。
お一人様となられ、ご病気をした時、自分の最後の時、亡くなった後、どうなるのか?そんな不安を抱えた方は少なくありません。皆さん声をそろえておっしゃるのが、「誰にも迷惑をかけたくない」という言葉。でも、自分がうごけなくなったら、誰かに頼ざるを得ません。
亡くなった後、日本の法律では、火葬をしなければなりません。そのお骨をどこかに納めるなり、海洋散骨するなり、お墓を用意してても自分ではお墓までいけないんです。
誰かに頼まないといけない。誰に頼むのか・・。どうしたら良いのか・・。
そのようなご相談を沢山受けました。
そんな中、誰かと一緒に人生の最後の準備ができたらいいのに。
まだ、出会えるかもしれない、とのお言葉も多く聞きました。
そこで、せっかく身に付けた「終活の知識」と今まで培ってきた「婚活の知識」
両方を生かし、「終活婚」をサポートさせて頂こうと、この度、
終活婚サポートコースをスタートさせていただく運びとなりました。
終活とは?
では、まず終活とは何か?
終活とは「自らの人生の終わりに向けた活動」の略語で、自分自身の葬儀・お墓・遺言書の準備や、相続・身の回りの生前整理などを行うことを指します。
終活と聞くと、「人生の終わり」を意識するような言葉と考える方が多いと思います。
しかし、現在では、人生の終わりについて考えることによる「今をより良く生きる為の活動」という前向きな意味に変わってきています。
終活婚とは?
終活婚とは、終活のために新たなパートナーと結婚をすることです。
主に、未婚者やパートナーと離別・死別された40~70代の世代の方の中で婚活を行っている方が増えています。
終活婚をする理由としては、以下の3つが挙げられます。
|
そうした、終活婚の背景には、日本の抱えるお一人様事情があります。
国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が2024年4月12日発表した世帯数の将来推計によると、1世帯あたりの平均人数は9年後の2033年に1.99人と初めて2人を下回る。高齢化も進み、50年には65歳以上の一人暮らしが1083万人と20年比47%増加すると発表されました。
野村総合研究所発表のデータ(2014年)によると、日本では2030年、なんと全人口の約半数(5割)が「おひとりさま」になると考えられています。
また、年を取れば誰もが心身に衰えを生じ、病気や介護のリスクが高まります。
このような状況に対して、生涯一人でいることに不安が生じて、終活婚を望む方が増えています。
終活婚のポイント
積極的に行動する
終活婚のパートナーを探すためには積極的に行動することが大切です。
最近では、シニア向けの婚活サービスや結婚相談所が増えてきており、新たなパートナーを見つけるハードルは下がってきています。こういったサービスを利用することでと、同じような境遇の異性と出会うことができるため、たとえ結婚に至らなくても友人関係が広がるきっかけになります。
自身に関することは包み隠さず話す
一生涯をともにするパートナーを探すためには、ご自身のことをオープンにして話していきましょう。これは、結婚相手にも求めたい条件です。
若い世代とは異なり、中高年やシニア世代が抱えている問題は様々です。
例えば、「親や家族の介護」「子どもの同意」「遺産相続」など、若い世代にない問題を持っている方も多いです。
これらの問題を明かさず、結婚後や死後に発覚するとトラブルに発展します。
真剣にお付き合いをしたい方には、抱えている問題がどのようなものかを認識してもらいましょう。そのうえで信頼関係を構築し、お付き合いできるかどうかを判断する事が大切です。
特にお金関係や相続関係、親戚のことなどは2人でしっかりと話し合い、そのうえでお付き合いや結婚ができるかを考えましょう。
先入観を改める
良いパートナーを見つけるためには、自身の先入観を改めることも大切です。
「男は仕事で女は家事」や「恥ずかしいから結婚を家族に相談できない」などの理由があると、結婚生活に不満が出てきてしまうでしょう。
終活婚で最も大切なことは、お互いを尊重して相手に寄り添うことです。
自分の主張は控えめに、相手の考え方や生活習慣を尊重して違いを楽しむ心の余裕が必要になります。
結婚という形にこだわらない
終活婚を成功させるためには、結婚という形にこだわらないことも大切です。
若い頃と違って、親戚への挨拶やお互いの健康、金銭、相続についての問題など、年齢を重ねてからの結婚は越えなければならないハードルがいくつもあります。
そのため、無理して同居したり籍を入れたりすることはせず、通い婚や週末婚を選ぶといった方法もあります。結婚の形にとらわれず、お互いがストレスなく暮らせる方法を選ぶと良いでしょう。
婚活と終活の専門家がサポートする「終活婚」
気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
アローズブライダルオフィスは法律事務所アローズリーガルグループ内にございます。
京都店は平日はいつでもご来店いただけます。土日はご相談ください。
大阪サロンは完全予約制となっておりますので、無料のご相談もご予約をお願いいたします。
アローズブライダル大阪サロン
大阪市淀川区西宮原2丁目1-3 SORA新大阪21 9階D号
(アローズ法律事務所内)
大阪店担当者直通: 050-3696-8996
Mai l: osaka@a-bridal.com
※完全予約制です。ご来店の際は事前予約をお願い致します。